こんにちは、久家です。
前回は昨年末にスタートした当院の「ダイエットプログラム」についてお伝えしました。
このプログラム何をやるか一言で言うと…
「解毒」です。
生活習慣病やその予備軍、また「なかなか痩せない」と悩んでいる人たちの多くは「毒太り」していると僕は考えています。
このダイエットプログラムで目指す状態を
「体が正常に機能する状態」
とお伝えしていますが、体が正常に機能していないと細胞内に毒がどんどん溜まっていき、その結果肥満、体の不調、病気へとつながっていってしまいます。なので「毒」が溜まるメカニズムを理解しておくことはダイエットをする上で絶対に必要です。
そこで今回は「毒」についてお伝えします。
肥満の最大の要因は…消化力の低下
ダイエットや健康を考える上で、最も体に影響を与えるものって何だと思いますか?それは、「消化力」。文字通り食べ物を消化する力のことです。
これは火に例えられます。食べ物を摂るとそれが燃料となって消化の火が燃え、そして正しく消化される。これが健康な状態です。
太ってしまう…、不健康になる…、病気になる…、これらの最大の理由は消化力の低下です。
消化力が低下すると何が起こるのか?消化の火が消えていくわけなので入ってきたものを燃やせなくなります。そうなると…食べたものが未消化の状態で残ってしまいます。
食べたものは正しく消化されれば栄養と排泄物に分けられますが、未消化だとこの2つが分離できなくなるんです。

つまり
・捨てないといけないものを栄養と一緒に体内に吸収してしまう
・栄養として吸収しないといけないものを排泄物と一緒に捨ててしまう
このような事が起こってしまうということです。
毒は体の中で作られる!?
消化というのは、食べ物が口から入ってから排泄されるまでにいくつかのプロセスがあります。
僕が小さい頃は「よく噛んで食べなさい」と親に言われていましたが、この「よく噛む」というのは一番最初の消化です。口に入れた食べ物を噛むことで物理的に小さくして、唾液によって消化酵素をたくさん混ぜる。これで口での消化が完了した後、食道を通って胃に送られます。
そこで胃での消化が完了して…
その後腸に送られ腸での消化が完了して…
最後排泄される。
ざっくり言えばこんな過程を辿るわけですが、この過程のどこかで未消化があるとどうなるか?
例えば、早食いでよく噛まない人であれば、最初の段階で口での消化が完了しない。つまり栄養と排泄物が分けられない状態で胃に送られるわけですが、胃からしたら想定していないものが入ってくることになります。
胃はいつも通りに働こうと頑張りますが、入ってきたものがいつも通りのものじゃないからいつも通りやると問題が起こってきます。そして問題を残したまま次に送られる…
そしたら次も想定していないものが入ってくるわけなので問題が起こる…
これが繰り返されながら数時間のプロセスを経て、最終的に腸に来たものはどんな状態になっているでしょうか?栄養も排泄物もぐちゃぐちゃの状態ですよね。
これが毒です。ここでいう毒とは、添加物とか酸化した油とかそういったものを指しているのではなく、未消化物が最終的に毒化したものと覚えておいてください。
これはインドの伝統医療アーユルヴェーダの毒(アーマ)の考え方です。
食べ物が未消化の状態になると、消化のプロセスの1つ1つが無茶苦茶になってしまい…、正しく栄養と排泄物を分離できず…、捨てないといけないものがたくさん体の中に入ってきてしまう。こうやって入ってきた毒が体の弱い所に溜まると言われています。
これでは栄養を取り込むたびにゴミを一緒に取り込んでいるようなものです。細胞はこのゴミが入ってくるのを想定していないので排泄する術を持っていません。だから細胞に溜まってしまうんです。
未消化のものを無理やり消化吸収してしまった結果、細胞中に毒が回って溜まってしまう
これが消化力が弱まった時に体の中で起こることで、毒が溜まっている状態です。
毒と肥満
では、毒が溜まると何が起こるのでしょうか。細胞の機能が低下して栄養が正しく吸収されないので「栄養不足」に陥ります。この時、脳はどういう指令を出すと思いますか?
「食べろ」です。
「栄養が足りてないからもっと食べて栄養を摂れ」という指令を出すわけです。そうして食べる量が増えるわけですが、この時に脳が求めてるのはビタミンとかミネラルとかではありません。
人類700万年と言われる歴史の中で脳が必死に求めてきたもの…
「カロリー」です。
つまり「糖質と脂質を摂れ」という指令になるんです。だからこの時僕らが食べたくなるものはハイカロリーなものになります。
・脂っこいもの
・甘いもの
・お米、麺、 パンといった穀物
こういったものが食べたくなる…。体の機能が低下したままで、消化力が弱いままでこの食欲を満たしたとしても、当然未消化物が増えて体内の毒は増えていきます。栄養不足も解消されません。
栄養不足が解消されなければ先ほど説明したように脳からは「食べろ」と指令がきます。そしてまたハイカロリーなものを食べてしまう。こうやって…
毒の生成から始まる悪循環を繰り返していった結果が肥満です。
まさに「毒太り」ですよね。
太っているのに栄養が足りていない、こんな状態が続くことでメタボになり生活習慣病になっていくのです。
追加募集は5月14日(水)まで
いかがでしたか?
おそらく皆さんが「毒」という言葉からイメージするものとは違ったのではないでしょうか?
体に良いものを摂っていても…
体に悪いものを控えていても…
そんなに量を食べていなくても…
消化力が弱ければ、体に毒(アーマ)が溜まっていくのです。
・ここ数年で太ってしまった
・食べる量を減らしても痩せない
・疲れやすい
・集中力が続かない
・昼間に眠くなる
こういった症状がある人は間違いなく、体の中は毒まみれ。この体内の毒をしっかりと解毒して「痩せる」と「健康」を両立させるのが当院のダイエットプログラムです。
5月1日よりこの「ダイエットプログラム」の追加募集をスタートしました。
追加募集をするにあたって個別説明会(無料)を行ない、希望者のみにダイエットプログラムを特別価格でご案内させて頂きます。(先着5名様限定)
※時間は約30分を予定しています
もちろん話を聞くだけの参加でも構いません。ご興味のある方はお気軽にご参加ください。
ご予約は電話かLINEで、希望日時をお知らせください。
※個別説明会、および特別価格での本プログラムの販売は5月14日(水)までの期間限定とさせていただきます。
皆様のご参加お待ちしています。
久家