自分らしく生きる〜体と心を整える、その先へ〜

こんにちは、久家です。

個人的な話ですが、この1〜2年、何か自分の中にモヤモヤした感覚が常にあるんですね。

仕事のこと、家族のことを考えて、日々自分を磨きながら一所懸命に過ごしているにも関わらず…

「本当にこれでいいの?」

ともう一人の自分に問いかけられている、そんな感覚です。

そして、ずっとご来院されている患者さん方を見ていても同じように感じることがあるんです。肩こり、腰痛といった体の不調があっても元気に明るく日々を過ごしている人もいれば、お悩みの症状が改善しているにも関わらずどこか満たされない表情の方もいらっしゃる。

「体と心を整えるだけでは、まだ何かが足りないんじゃないか?」

そんな問いを持つようになりました。

こんな状況とここ数年向き合ってきて出会ったのが、インドの伝統医学アーユルヴェーダの健康の定義でした。アーユルヴェーダでは健康を “svastha(スヴァスタ)” と言い、それは「自分自身(sva)に安んじている(stha)」という意味があります。つまり、

体と心が整っているだけでなく、“自分らしく生きている状態”こそが健康 だという考え方です。

この言葉に出会って、「足りなかったのはここだ!」と腑に落ちました。体と心を整えることはもちろん大切。でもその先に、“自分らしく生きる”という要素があってこそ、人は本当に満たされた状態になれるんじゃないかと。

そこから気づいたのは、“自分らしく生きる”ことも健康の一部だということです。

体が楽になり、心が穏やかになったその先に、

「自分は本当はどう生きたいのか」
「どんな自分でいたいのか」

それを感じて、選べる状態こそが、当院のコンセプトでもある“健幸”ではないかと思うようになりました。

目次

「健幸づくり」をアップデート

この気づきをきっかけに、新たな方向へ進んでいくことを決めました。整体を通して、症状を改善するだけでなく、その先にある“自分らしく生きる”という本当の意味での健康を目指します。

健康とは本来、痛みや不調がないことではなく、

体・心・そして「自分らしさ」が調和している状態。

どれか一つが崩れると、体の不調や心の疲れとして現れます。だからこそ当院では、施術に加えて、生活習慣・思考の癖・ストレスケアなど、“あなたらしさ”を取り戻すという視点を加えて、今後サポートを行なっていきます。

当院が目指すのは、ただの「症状改善」ではなく、あなたが自分の体を信頼し、自分らしく生きていける状態。

「健康を当たり前にして幸せに生きる」こと、そして「本来の自分でいられる幸せ」を育むこと

これがアップデートした当院のコンセプト「健幸づくり」の意味です。

「自分らしく生きる」の実現のために

いかがでしたか?

現在、僕自身が「自分らしさとは何か?」を探求する意味で毎月勉強会に参加しています。スタートして4ヶ月が経つのですが、一番感じているのは、

日常生活の中に落とし込むのは難しい

ということです。

どれだけ自分のためになることを学んでも、自分らしく生きる術を教わっても、日常に戻るとすぐに前の自分に戻ってしまうんですね。

それくらい、僕らは日常の中で一般社会通念(世の中で広く受け入れられていること)に引っ張られてブレてしまいます。だから僕は今定期的に学びに行って、このブレを戻しています。(これを「センタリング」と呼んでいます)

ブレると言うとマイナスなイメージを持つかもしれませんが、ブレていいんです。っていうかブレるのが当たり前。

ブレた後にいかに早くセンタリングするか

これが「自分らしさ」を取り戻すために必要なことだと確信しています。

当院ではこれまで以上に、「体・心・生き方」の3つの軸を整えるサポートをしていきます。

もしあなたが当院のコンセプトに少しでも共感してくださるのなら、

施術の時間を、痛みを取るだけではなく「本来の自分に還るための時間」 と位置付けてみませんか?

痛み、不調をなくすことも大切ですが、それ以上に「本来の自分らしさを取り戻すこと」。これが、体も心も満たされた本当の“健幸”につながると信じています。

皆さまお一人おひとりの人生がより自由に、より自分らしく輝くように。

整体を通してそのお手伝いができたら幸いです。

最後まで読んでいただきありがとうございました。

久家 陽介

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